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ひとりぼっち

秋だというのに蒸し暑い夜。 人の気を感じない真っ暗闇と街を照らす小さな月。 あぁ、ひとりだなぁと思う。 あぁ、人はひとりで生まれて、ひとりで死ぬんだなぁと思う。 そんなこと言うなって怒るけど、実際そうじゃない。 勝手に生を持って、勝手に終わってくのだから。 私たち人間は勝手な生き物だ。 人間だけじゃない、生命を持つもの全て勝手だ。 そのくせに

鼓動が響く

唐突なInstagramのストーリー。 そこに映ったキミをまじまじと見つめた深夜0時。 あー髪の毛染めたんだー、 相変わらずかっこいいなー、 友達と遊んでるんだー、 楽しそうだなー、 忘れて、私は私のことを楽しもうと思ったのに。 一瞬にして、またキミを想っては 鼓動がひっきりなしに鳴り響く日々が続くんだ。 鼓動が1つ、また1つと音を立てるたびに 君への想いは刻

モヤモヤ。

きっとキミの頭にワタシはいなくて、 それはきっとほかの誰かで、ワタシじゃないんだぁ。 そんな風に、作りモノ笑顔で思った。 送ってくるメッセージも、話す何気ない話も、 それはワタシにじゃなくて、ほかの誰かでしかなくて。 キミはワタシを知らないし、 ワタシもキミを知らない。 夢は気づいたら冷めていってて、 夢に耽っていたら、急に現実を打ち付けられ

頭から離れないんだ。

1日1回の吹き出しのやりとり。 君が好きなバンドの名前と爽やかなメロディー。 もう頭に染み付いちゃったよ。 バンドなんて興味なかったんだ。 でも好きだって聞いたら、好きになりたくて。 聞く度に君を思い出すのは、なんでかな。 疾走感のあるベースラインと鮮やかな歌声に乗る歌詞。 それに合わせるようになるワタシの鼓動。 こんな風になってるなんて、知ら

雪のあの日。雲が見守る今日。

京都の冬は寒い。東京とは違って雪が降っていた。 沢山の足跡が着いた白い道を歩く。 ローファーに融けた雪が滲んで、タイツの下の足に寒さが伝わる。 もうほとんど着る事の無い高校の制服を着て、新幹線で京都に向かった。 瞳に浮かばなかった涙を心に溜めて、やるせない哀しみとこれまでに貰った愛情全てを抱えて向かった。 「この制服、入学してもう3年経と